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2025/05/10
KG+ アナボトル お金以外ならすべてある

京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE 2025
今年のテーマ「HUMANITY」
インドネシア、西ティモールの町
「都市と村を往来するアナボトルの生き方から考える」
アナボトルとは「ボトル(空き瓶)の子」という意味だ。彼らは、中に笛を仕込んだ風船を握り「ケコ、ケコ」という音を鳴らしながら、厳しい日差しの中を荷車を押して、町中から空き瓶や鉄くずなどを集めて回る。
インドネシア、西ティモールの町で、私はひとりのアナボトルに出会った。仕事を終えて彼が向かったのは、うずたかく積み上げられた廃品に囲まれた小さな小屋だった。そこには山の上にある村からやってきた男たちが身を寄せ合って暮らしていた。
彼らは「村にはなんだってある。ただお金だけが無い」と語る。集めた廃品は、素材ごとに細かく分けてお金に換える。都市の下層で匿名の労働力として稼いだお金は、村で行われる人生儀礼につぎ込まれ、具体的な人間関係の循環へと埋め戻される。
アナボトルたちは町と村を小刻みに行き来して、冷たい経済との距離を調整しつつ、親密な家族の歴史と未来を紡ぎ出している。
皆様のお越しをお待ちしております❣️
114.
アナボトル お金以外ならすべてある
Ana Botol: The poor from the mountains who have it all #*MEr Yoshinari Morita @morita_yoshinari
キュレーター| Curator:安井くまの、安井正|Kumano
Yasui, Tadashi Yasui
●ボノン キョウト|bonon kyoto @bonon_kyoto
17 Open: 4/26-5/11 13:00-19:00
*土・日・祝は11:00から Sat. Sun. & National holidays
from 11:00
Open everyday
@morita_yoshinari
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